みなさまこんにちは、あかりです。
先日日帰り家族旅行で、となりのトトロのサツキとメイの家に遊びに行きました。
この旅行で、私が強く感じたこと、これからの生活に取り入れようと思った事を書こうと思います。
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サツキとメイの家<昭和30年代の暮らし>
サツキとメイの家は昭和30年代の暮らしを再現しています。

サツキとメイの家は、家の中のものがほとんど触って良くて、ほぼ全ての扉をあけて見る事が出来ます。
そして入院していたお母さんが退院して1年後の家族4人での暮らしを再現しているそうです。
家の中からの撮影は残念ながら禁止だったので、文字だけで伝わるよう全力で書きます。
家に入って思った事。
物がない!
- おもちゃ➡︎押入れの中の空き缶1つだけに集約
- 風呂場➡︎風呂桶と石鹸置きばだけ。電気なし。台所の明かりだけ。
- タンスの中➡︎1人数着の服が入っていて無駄がない
- 下駄箱➡︎1人2・3足のみ
- サツキの勉強机➡︎小さな座って勉強するタイプ
- クーラー➡︎勿論なし
- 床にもの➡︎ほぼ落ちていない
- ダイニングテーブル➡︎小さなちゃぶ台1つだけ
「フィクションじゃん」と思うかもしれませんが、昔の人たちの生活を巧妙に再現されています。本当にサツキとメイが、今にも帰ってくるんじゃないかと錯覚しました。
そしていろんなことに気づかされました。当たり前すぎて気づかなかった色々な事を・・・
現代は贅沢になりすぎて逆に苦しくなってるんじゃないか
サツキとメイの家は、とてもシンプルでした。物がない時代だから、シンプルにならざるを得なかったんでしょうが、私にとっては衝撃的なものでした。
昔の人の暮らしをなんとなく祖父祖母から感じ取ったり様々な話を聞いて、知っているつもりでしたが、実際見てみると全然違います。
クーラー付けてるのが当たり前
今は真夏はクーラーがないと生きていけない時代です。でも昔は暑いといえど、ここまで暑くありませんでした。
暑いからクーラー付ける➡︎かけすぎてどこ行っても寒いくらいかかっている➡︎温暖化➡︎余計暑くなる
え。笑
ファストファッションで服が気軽に買える
昔の着物と違い、今はファストファッションの時代。買おうと思えば数百円でも服が買えます。そして気軽に指1本で買えます。
気軽に服買う➡︎物増える➡︎結果汚部屋➡︎苦しい
え。笑
オモチャをぼんぼん買う
これまたどこにでもいくらでも売ってます。オモチャ。
気軽に沢山買う➡︎物増える➡︎有り難みがわかない➡︎次から次へと欲しがる➡︎お金ないのに物増える➡︎結果汚部屋➡︎苦しい
え。笑
飽食で、いくらでも食べ物が買える
今の日本、餓死することはほぼありません。むしろこれ以上食べられないと言って残す。コンビニの消費期限切れなんてどんどん捨てられています。
年中季節のものじゃなくてもスーパーに行けばほぼ全ての食材が手に入ります。
食べ物気軽に買えるから買う➡︎食べすぎる➡︎太る➡︎お金かけて痩せる
え。笑
贅沢は時として人を苦しめる
今の世の中、贅沢に慣れすぎていて、贅沢病にかかっていることにすら気づいていない人が多いです。(私も)
結果企業は物を作り続け、顧客は買い続け、そして増えすぎて疲れては捨て、空いたスペースをまた埋めるかのように物を増やしていく。
まるで回し車に乗っているハムスターのよう。。
勿論それで経済が回っているんでしょうが、とにかく今の時代は無駄に溢れています。
豊かすぎるゆえ、いろんな弊害があるんです。
人は、生活レベルを上げるのは簡単ですが、下げるのは本当に難しいです。
子供に沢山服を買い、これでいいのか分からずとりあえず習い事に沢山通わせ、欲しいと言われたらなんでも買う。
親だって、欲しいものは我慢出来ずにすぐにポチ。
そして給料が低いと文句を言い、貯金が出来ずに悩む。
私たちが欲しいものは物なのか。本当に物が欲しいから働いているのか。なんのために働いているのか。
昔の人が今の日本人を見たら、どう映るのかな。と思いました。
将来の日本に危機感を覚えています。
まとめ
物がなかった時代のサツキとメイの家で、
本来の自然とともに生きる、人間の最低限の姿がこんなにも美しいものなのかと気づかされ、涙しました。
あの家で号泣してたんです。変人です笑
当たり前だと思っている事が実は無駄だと気づくことの大切さと、今の自分の豊かさに気づかせてくれたサツキとメイの家に本当に感謝しました。
まずは自分の家を見直そう。きっと無駄であふれています。
買う時に考えて買おう。無駄なものばかり買ってるはずです。
豊かな人生=贅沢ではないんだとはっきりと分かりました。
サツキとメイの家、愛知県にあります。是非行ってみて下さい。