こんにちは、あかりです。
先日娘が脳震とうと診断されて、本当に恐怖の1日を過ごしました。そのことを記録用にブログに残しておこうと思います。
16時
この日主人はお休みで、私は少し用事があったので、娘2人(7歳と4歳)を主人に任せて1時間ほど外出しておりました。
事件はこの1時間の間に起こったようです。私は正直その現場にいなかったのでこれは7歳の長女と主人の言ったことを書きます。
ストッケという子供用の木の椅子が我が家にあります。
この椅子に、何を思ったのか後ろから乗って、その時に後ろへ頭から落ちたようなのです。
我が家の賃貸の家は床にフローリングを敷いてありますが、コンクリートの上に敷いてある感じでとても硬い床でした。
そこに頭から落ちたようです。
17時 娘が転倒
帰宅すると4歳娘が泣いています。「少し昼寝したけど少ししか寝てないから多分機嫌が悪いんだと思う」と主人に言われましたが、
いつもの眠い時の泣き方とわずかに違う・・・何か訴えてるみたいな泣き方で、お腹が空いてる時の泣き声てもない。
「なんで泣いてるの?」と聞いたら「頭が痛いのぉ」と言ったので、
「何かあったの?」と主人に聞いて、この時にようやく椅子から落ちた事が分かりました。
子供の起こり得る病気などは、7歳の長女のころから本を読んだりググったり、少しは知識がついてきてるので「これもしかして頭かな・・」と嫌な予感はよぎりました。
もし脳系なら今日は土日で時間外。小児科などはやっていません。
泣いてる娘を抱きながら、ある程度CTスキャンの施設のある病院を頭の中で何個かピックアップしつつ、機械が揃っていてもそれを診られる医者がいないと意味がないので、市の救急医療相談窓口の番号をググってチェックしておきました。
とりあえず吐いたらすぐに病院に行けるように、病院に連絡出来るようにしておきました。
18時 嘔吐
私の嫌な予感は的中してしまい、娘が嘔吐しました。
主人が「少し眠かったみたいで昼寝した」というのは脳のダメージのせいではないかと思いました。
嘔吐も1回ではなく3回くらい10分おきくらいにしました。
これはダメだ!と思ってすぐに救急医療相談窓口へ電話。
「Aの病院は本日やってますが、小児科の先生はいません。Bの病院は、今日脳外科専門医がいると思うので電話してみてください。」
と言われたのでBに電話したら「今日当直医いません。C病院に電話してみてください」と言われたのでCへ電話。
「今日診てくれる先生いません」
どこ行きゃいいのよ!て思いました。子供が自分の腕の中でゲロゲロしているときにたらい回しにされるほど歯がゆいものはありません。
がイラついても仕方ないのでAに電話して「とりあえず来てください」と言っていただいたのですぐに行きました。
救急車がその病院から来るのを待って往復するよりも、確実に自家用車で行く方が早かったので、今回は自家用車で行きました。(車で2分)
18時半 病院へ

A病院が家から1番近かったのでとりあえず向かいました。
窓口て名前書いたり診察券出したりなんだかんだしている間にも2回ほど嘔吐。
初めの手続きなんてすっ飛ばして早く診て泣 て思いながらも、すぐに診てくださり、診察してすぐにCT。
CTを待っている間が1番辛かったです。もちろん娘が一番つらかったと思いますが、吐いたらすーーっと意識失ったように寝てしまうんです。でまた「うぇーん」と言って嘔吐。でまたすぐすーーっと寝ていく。
脳から出血などしていて、このまま起きなかったらどうしようって一瞬考えるも、そんな悪夢な先のことは全く考えられず、「この子はここで死ぬわけがない」となぜか冷静だったりしました。
結果は脳震とうでした。骨や脳出血は認められないとのこと。
脳震とうも大変な事態ですが、とりあえず脳出血がなくてホッとしたのを覚えてます。
そして担当してくださった当直医の方が「今日偶然、上の階に、今脳外科医の小児専門の先生が当直できてるので、お母さんもその方にも診てもらった方が安心でしょうから、脳震とうで間違いないですが、せっかくなのでその先生にも診てもらいましょうか?」と言ってくださったので、その先生を待つことにしました。
この先生も5分ほどで来てくださってCT画像を診たり、私の娘を少し立たせてみたり、両手をあげてみたりして、診察してくださいました。
脳震とうで間違いないので、もしかしたら今日1日は吐き続けるかもしれません。何千件に1件稀に重症化することもありますが、ほとんどないですが、もしお母さんが心配なら僕はこの病院に明日の朝までいるので、1泊入院することも出来ますし、おうちが近いのでしたら、夜中少しでもおかしいと思ったらすぐに僕のところに連れてくることも出来ます」とおっしゃってくださいました。
とにかく、脳震とうになってしまったのはとても悲しいし大変な出来事ですが、本当に先生の「ほとんど大丈夫です」という言葉にどれだけ安心したか・・・
現在の娘の様子
今はピンピンしております。ですが脳震とうを1回起こしてしまうと頭痛持ちになった人とかもいるようなので、このまましっかり経過を見ていこうと思います。
最近は怖くてもう、滑り台登っていくときもお尻あたりに両手をそえてます笑(多分やりすぎですけどでも何があるか分からないので)
ブランコも、後ろに頭から落ちてしまわないか心配で心配で、本当はブランコして欲しくないです・・・・苦笑
たまに、椅子を見て、「ママ、椅子に登ってごめんなさいいいぃ。もう登りませんえーーーん泣」て言ってますが、いやいやこちらこそ、事前に危険を察知できなかった親の監督不行き届きにより危険な目に遭わせてしまってごめんね。ていう気持ち80%、でも子供ってどれだけ見てても、突拍子のないことを「あっ!!」という間にすることもありますので、危ない行為をこれからしないでよぉ泣 と思う気持ち20%、でも何が危ないかを分からせるのは親の務めだし、危ないことを事前にやめさせるのも親の責務と思う気持ち200%(意味不明な配分)という感情です。
まとめ|万が一を常に念頭に
子供は本当に一緒に手をつないでいるのに、次の瞬間おもいっきり、こけたりします。
普通に転んだだけだと思っていたら骨折している!とかもあります。
そして、万が一が起こってしまった時は、どんなことでも自分を責めます。それが親というものです。
でも、その責めを1つでも減らすように生活して生きていくしかないのかなと思います。
私の場合は
- 自宅から施設(CTとか当直とか救急があるとか)がある程度整った車で5分以内に行ける病院をおさえておく
- 救急医療相談窓口の電話番号を覚えておく(もしくはすぐにググれるようにしておく)
- ある程度の子供の起こり得る医療知識を頭に入れておく(か、すぐに調べられるようにしておく)
- 万が一のことを考えて車のガソリンは常に余裕を持たせておく(災害時にも有効)
- 火事や災害になったときに子供2人抱えて家から避難できるように常にシュミレーションする
常にこんなことを考えてます。
ここまで考えなくても。と言われるくらい考えていても、娘が脳震とうになりました。
自分の子供を健康に育てるというのは当たり前なようでとても大変なことです。
この世のお母さんたちは、ほんっとうにいろんなことを考えて、子供に怪我をさせないように、病気にならないように、いつもいつも子供のことを想って生きています。
先日Instagramにこのことを投稿したら、すごい数のコメントを頂き、みなさま本当に怖い目にも遭ってるし、子供を心配して育てらっしゃるなぁと感じました。
万が一のことを想定して子供を育てるというのは、母性であり、ごく当たり前な事ですが、自分が知らない当たり前もたまにあります。
今回の私のように救急医療相談窓口を万が一に備えて覚えておいても、結果あまり役に立たない場合もあります。
緊急時は、ある程度のシュミレーションで心を落ち着かせ、それによる冷静な対応と、あとは母親の感が役に立つと思います。
とにかくパニックにならないようにするためには、常日頃から万が一を意識しておく事だと、今回の事件でより一層感じました。