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【子供貯金目標は15才までに1人1,000万円】子供の為に頑張る理由

私には貯金の小さい目標がたくさんあって、例えば直近の目標だと、小銭貯金を15万円にする事が目標です。

家計管理を始めるまでは、それはそれはひどい管理で、毎月のクレジットカードの支払いが家計の通帳からは足りず、子供の貯金を食いつぶしておりました。。

私が家計管理を始めたのは、子供の貯金まで使って浪費する自分が許せなくて始めたのがきっかけです。

それが嫌で家計管理を始めて、子供貯金も目標を作りました。

子供が15才になるまでに1人1,000万貯める事です。

人生の先輩、母に話しを聞いてみた

現在私には6才と3才の娘が2人おります。

15歳までに1,000万円って、単純計算、長女は残り9年、次女は残り12年です。

なぜ15歳までに設定したかというと、母に話を聞いたのです。(私は3人兄妹です)

まあ家計簿を引っ張り出してきて、細かい金額を教えてもらったわけではなくて、あくまでも母の経験の思い出を教えてもらった感じです。

  • 高校からお金がとてもかかる
  • 私の場合は小学2年から塾通いだった(月2万〜8万)
  • 大学の入学金ドンとくる
  • 結構部活代もかかる
  • 教材費も高校からめちゃかかる
  • 習い事にお金がかかる(ヴァイオリンをしてましたが43万円でした)
  • 3歳違いの場合、一気に入学金がダブルでかかる
  • なんなら実は弟は一旦私立の大学を卒業し、就職したのにも関わらず、現在私学の(しかも下宿で)医学部に通っている

そして私は中学から大学まで私学、妹は高校まで公立で大学だけ私学、弟は中学から大学まで私学からの更に6年私学の医学部・・・・

父と母、よくぞ頑張れたな・・・というか絶賛弟の授業料で今めちゃ頑張ってます。

弟の話

現在の弟の医学部の費用

私の弟は現在私学の医学部に通っていて、授業料は驚愕の金額です。

年に2回授業料の支払いがあります。1回につき約300万円。

私の両親は医者ではありません。医者の子クラスじゃなきゃ医者になれない(国立なら別。残念ながら国立には受かりませんでした。)のには結局お金の問題が大きいのかと。

父はもうとっくに年金生活者の年齢ですが、それでも尚、我が子の夢の為に頑張って働いています。

入学金も多額の費用がかかり、その時に持っていた車・不動産・諸々全て売却して入学金は捻出しました。

なので親から残してもらえるものなど私も、もう残っていないと思ってます。

が、私は弟がとても大好きです。弟が立派な医者になったら本当に嬉しい。

なので全力で応援してます。

3浪して念願の医学部へ行った経緯

実は医学部を受けるのに弟は3浪しています。「2回目にこれがダメなら就職する」と母に約束をして2浪したのに、2回目も結局だめで、でも夢はどうしても諦められないと、2人でいろいろ話をした事があります。

母は母親心として、もう就職をして欲しかったし安定して欲しかったので、3浪は許しませんでした。そりゃそうです。なので実家にももういることが出来ない。

2浪していた時の弟は、家や図書館でひたすら独学してました。

その時長女がまだ赤ちゃんでした。相当悩み、もちろん結婚していたので主人とも相談して話し合いました。

私は昔医者や医学部の仲間がたくさんおりまして、特に医学部生の事情や生活はよく知っていました。

身の丈に合わない家庭の息子が私学の医学部なんて入ったら、周りはみんなお金持ちでみすぼらしい生活が待っている事。お金の使い方が全然違うのでそれで苦労する事。遊びに誘われてもあなたは我慢しなきゃいけない事が多々訪れる事。6年間の医学部の勉強生活は早々楽じゃない事。1回のテストで即留年する厳しい世界な事。色々話しました。

色々語り合い、それでも弟の夢に対する熱は熱かったので私は弟にこう言いました。

「塾に通って、塾費用は私が全額払うから、この家から塾に通ってもう1年頑張ってみなさい」

こうして私の弟と主人と私の娘の1年間の同居生活が始まりました。

弟のお弁当は作れる時は作ってました。晩御飯も勿論毎日作りました。

洗濯も、大人の男1人増えるとすごい量で、何よりいきなり大人の男が1人増えたのでスーパーでの買い出しの量がとても増え、赤ちゃんを連れてのスーパーはなかなか大変でした笑

塾費用は年間で150万ほどでした。独身時代に貯めていた貯金を全て使いました。勿論弟にはお金を返してもらおうという気はさらさらありません。

私は弟に投資をしたのです。

それでも私はとても幸せでした。主人も幸せそうでした。本当にいい人と結婚したと思います。

弟がたまの休みは私の娘と一緒に公園に行ってくれたり、一緒に買い出しに行ったり、主人が仕事をしている日によく遊んでくれました。

私にとってはあの1年間は一生の思い出です。

子供を可愛がるってどういうことだろう

父は今も一生懸命働いて弟の医学部費用を支払ってます。

夫婦の自分たちの生活費・老後費用とは別に半年で300万円の支払いが容赦無く来ます。

それでも父は「逆に生きる目標が出来た」と言います。

すごいなと思います。

でもその一方で、そんな父を見て、子供ってそんなに可愛いんだ。

可愛がるってこう言う事なんだ。と思いました。

お金を理由で夢を諦めさせたくない。という強い気持ち。これって多分私の子供が大きくなっても同じことを思うだろうなと思います。

「ガチャガチャがしたい!」「だめ!お金が勿体無いでしょう!」こういうのとは違います。

お金の事で子供に気を使わせたくない。

これだけは絶対に嫌です。

現在の我が子の貯金額

私の2人の現在の貯金額はこちらです。

現在全て足して(支払い中の学資保険も全て足して)870万円ほどです。

内訳は

長女 現金預金 1,779,840円
学資保険(支払い中) 2,000,000円
投資信託 1,119,617円
長女 現金預金 1,779,328円
学資保険(支払い中) 2,000,000円

こんな感じです。

1人1,000万が目標なので合わせて2,000万。残り1,130万ほど!

現在の子供貯金の積み立て内訳

現在どういう感じでお金を貯めているかというと、こうです。

月貯金(私) 20,000円×2人分/月
月貯金(主人) 20,000円×2人分/月
ボーナス貯金(年2回) 50,000円×2人分×2回
お年玉 全額貯金×2人分
児童手当 全額貯金×2人分
誕生日 全額貯金×2人分

とにかく子供が小さいので、貯めれるものは全て貯める。

そして、この前までは月の貯金が1人5,000円でしたが、それも思い切って金額を上げました。

更に、月の子供貯金は主人の給料からだけでしたが、私のパート代からも月2万円ずつ子供貯金へ移すことにしました。

更に更にボーナスも1回2万円ずつでしたが、それも思い切って5万ずつに上げました。

かなり額を上げたので結構勇気が必要でした笑

このままうまくいけば15歳までかからない計算に

思い切って色々子供貯金をアップさせた事で、

このままうまくいけば、長女は13歳、次女は11歳の時に各それぞれ1,000万ずつ貯まりそうな計算になりました。

学資保険は10歳払込なので、現在1人1.5万円、2人合わせて3万円が引き落とされています。

長女はあと4年で10歳なので、それで1.5万円浮きます。その浮いた1.5万円も、もし長女の貯金に充てられたら、貯蓄スピードはもっと早まります。

そうなったら、そこからはもう老後資金を全力疾走で貯めるのが、計画です。

子供には通帳をガンガン見せてます

「お金のことは汚い」ほとんどの人はこうやって育って来たと思います。

そんな時代はもう終わりだと思っていて、お金の事を隠すからこそ、お金に将来困るんじゃないかと思ってます。

お金の勉強は子供の頃から学校でも塾でも親にも一回も教えてもらった覚えがありません。

「10円硬貨ってどうやって作られてるの?」教えてもらったとしてもこの程度。

3歳の娘にはまだ分かってないと思いますが、私は長女にも次女にも、ガンガンこの通帳を見せてます。隠しません。

毎月の月貯金は一緒に郵便局へ入金しに行ってますし、小銭貯金も一緒に行くことも多々あります。

親はコツコツと私の通帳にこうやってお金を貯めているんだ。て6歳の娘は多分分かってると思います。

なるべく早いうちからお金の価値を理解してもらい、お金はなぜに必要なのかを理解してもらい、お金を増やすにはどうしたらいいかを自分で勉強してもらえたらなと思ってます。

1人1,000万の使用目的


子供貯金の目標額は15歳までに1人1,000万ですが、その使用目的はまだ漠然としています。未来にいくらかかるかなんて分かるわけもないから、当然なんです。

ですが、ある程度は分かります。

  • 高校の入学資金
  • 大学の入学資金
  • 学費
  • 部活代
  • 成人式のお金

多分あっという間になくなるでしょうね・・・・

自動車の教習所資金などは自分が貯めたお金で出来れば出して欲しいけど、どんな子供になるか分かりませんから、それももしかしたら出してあげるかもしれませんね笑

しかも子供のお金って全然計画通りにならないと思います。

弟がいい例です笑 親は中学から大学まで私学に通わせ、しかも3人目。ようやく学費が終わり、やっと全員就職してくれたり結婚してくれたりして、ようやく肩の荷がおりた矢先に、更に6年間の私学の、しかも医学費用を支払わなきゃならない老後がくるなんて、思っても見なかったはずです笑

子供の未来なんで分かるわけがなく、いくらお金がかかるかなんて分かるわけがないんです。

なので本当はこの1人1,000万でも私は足りないと思ってます。

これで足りたら儲けもん。くらいに思ってます笑

まとめ

自分の子供を無条件で愛するって、ある意味究極の自己満足です。

そして子供を可愛がるって、色んな意味があると思います。

甘やかすのと可愛がるのは全く別です。私は父の背中を見て、子供を可愛がるというのはどういう事なのかを少し学びました。そして甘やかすのと可愛がるのはどう違うのかも学びました。と言っても、父はどっちもでした笑 私を甘やかしつつ可愛がってくれました。

子供をいい大学に通わせたい。塾に通わせたい。サッカー選手にしてあげたい。

これって結局は将来子供にはお金で困って欲しくないからです。

勿論それだけではありませんが、親ならば、お金持ちになって欲しいとは心のどこかで思ってるはずです。ないよりはある方がいいに決まってます。

子供の夢を叶えてあげたり、お金で困らないようにするには、ある程度親がお金を子供に使わなければならない。

それをする方法は、稼いで貯める。

お金はある方がないよりは絶対に良いものです。

そう思うと、多少の浪費を子供貯金に回そう。て思えるかもしれません。

あなたの子供のお金は、あなた次第です。

 

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